漫画:異世界転生もの、というジャンル

今日、通勤時にスマートニュースで「異世界ものが強すぎる」っていう記事がありました。これ、確かに最近は一つのジャンルとして確立してきた感じがあります。たまに行く漫画喫茶でもコーナーが作られていたりするくらい。

細かい話は抜きにして、そんなジャンルがあるなら読んでみようかな?という人にいくつか紹介。

これ、ぶっちゃけ異世界ものじゃないですが、あとで説明するために最初に挙げときます。話はとても面白い。別バージョンもあるんですが、自分はこっちのが好き。

話は、魔王と対峙した勇者が戦いを行わず、協力して色々なことを成し遂げていく、という感じ。完結済みです。

これはアニメ化もしているんで、名前は知ってる!っていう人がいるかも。現代で死んだ人が、転生したら異世界でスライムになっていた。色々あって、街づくりをする。てな感じ。

10冊以上続いていますが、まだまだ話は続きそうだし、展開が面白いです。

こちらも、死亡→異世界へ転生。面白いのが、スマートフォンを異世界で使えるようにしてもらって話が進んでいく点。

漫画はまだ5巻までですが、こちらも伸びしろがあって楽しみです。


さて、ここからは雑感。

「まおゆう」から始まった(と思っている)この流れ、共通している部分があります。

まず、原作があること。まおゆうは2ちゃんねるの書き込みですが、それ以外は「なろう」系の小説(のはず)です。

異世界が、いわゆる剣と魔法の世界であること。

主人公が、その世界の人間に比べて強大な能力を持っていること。
ここでいう能力は、武力や魔法のほか、その世界の人達が持っていない知識を指します。

当然例外もありますが、大きくはこんな感じ。

剣と魔法のファンタジーな世界って、要はドラゴンクエストに代表されるゲームの世界設定なんですよね。「まおゆう」の原作者が何かで言っていましたが、世界観や設定を説明するのに、本来であれば多くの文量や仕掛けが必要なところ、誰もが知っている世界観を流用することで、説明を大幅にすっ飛ばして書きたいことが書ける、と。

これって、実は読み手側にも同じメリットがあります。

ゲームで言えば、ファイナルファンタジーなんかは世界観が複雑すぎてわかりにくい!と話題になっていたりとかしていました。

映画「君の名は」なんかは、漫画に慣れ親しんでいる人とそうじゃない人では、感想が全然違ったみたいです。漫画やアニメに慣れている人に向けて作ったから、っていう評価でした。

剣と魔法のファンタジー世界っていうのが、大多数の人にフォーマットとして受け入れやすく、書き手も書き易い、というのが一大ジャンルとなった主因なんだと思います。

さらに漫画で読むことのメリットが、小説では玉石混交の状態でも、漫画になるのは面白いという判断がされたものが選抜されているという点。なので、どれも結構楽しめる。

悪い点もあります。

「転生したらスライムだった件」「無職転生」「デスマーチから始まる。。。」といったタイトルは結構続いているんですが、ぶっちゃけ「そのタイトル、もう関係なくね?」っていう状態でして。

剣と魔法のファンタジーの世界 に独自性を出すために、どういった人が転生した?何に転生した?っていうのを分かりやすくタイトルにしたんでしょうが・・・。

あと、なんとなく読んでたら思いっきりエロ展開っていうのも少なくないです。

まあね、色々ありますけれども。

仕事で忙しく過ごしている人が、何か漫画読みたいなーなんてとき。
細かい設定を抜きにして話がどんどん進む、異世界転生ものは結構アリなんじゃないかなーと思います。